真空式OLTC

負荷時タップ切換器の保守点検間隔の延長には開発段階での広範囲に渡る長期テストが必要

著者: Dr. Axel Krämer、Dr. Dieter Dohnal

 

要約

ここ数年、送配電網設備に対する技術的・経済的要求は高まり続けている。特に、可用性に関する議論と保守点検間隔の延長に対する強い要求には注目すべきである。

OLTC(on-load tap-changer:負荷時タップ切換器)の場合、真空タップ切換技術を導入すれば、このような高度な要件を技術的に満たすことができる。20年以上に渡り真空タップ切換技術を開発してきたMR社の新型OLTCを使用すれば、真空タップ切換技術の利点を利用して、従来型OLTC技術の一般的な保守点検間隔を延長できる。現在ではこの技術により、30万回という切換回数で判断する保守点検間隔が電力用変圧器のVACUTAP® OLTC製品群の標準となり、時間的制約を受けることがなくなった。

保守点検間隔の延長見込は、開発段階で広範囲にわたって実証されなければならない。MR社は、新型VACUTAP® OLTC用のテスト方法を導入したが、これはパフォーマンス実証テストに適用されていた方法であり、将来的にも適用可能な方法である。

本書では、非常に長期間隔の保守点検間隔テストを実施することにより、真空タップ切換技術と技術的安全保護策の優位性について考察する。

新型OLTCでは、従来型のネットワーク電力用変圧器で言えば、OLTCの平均切換回数を1年に1万回とした場合に30年間操作してはじめて最初の保守点検が訪れることになり、これは同時に変圧器の経済寿命も表わしている。

 

全文(原文)をダウンロード(PDFファイル)   |   全文(和訳)をダウンロード(PDFファイル)