MRジャパンについて

ドイツのMaschinenfabrik Reinhausen GmbH(MR社)は、日本市場の負荷時タップ切換器(OLTC)に対する高い需要に応えるため、1960年代初頭から長年にわたり、日本の主要な変圧器メーカーに対して技術を提供し、当時のOLTCとして名高いD、F、M、T形OLTCや、それらに付随するMA2、MA4、MA7形電動操作機構の各社での製造および各自社名で販売するライセンスを付与してきました。

MR社がライセンスビジネスを廃止し、ドイツMR社製OLTCの販売を開始した2000年代以降は、日本の変圧器メーカーなどに対する販売支援の窓口として、エムアールジャパン(MRJ)を設立しました。

以来、日本におけるOLTCのビジネスは順調に発展してきました。当初、MR社製OLTCは、主に輸出向け変圧器に適用されておりましたが、現在では多くの国内向け変圧器にも採用されるようになりました。現在、多くの日本の電力ネットワーク事業者の皆様に、「Made in Germany」のMR社製OLTCおよび電動操作機構の品質に信頼いただけております。

さらに、高品質が要求される日本の電力ネットワークで納入品の信頼を維持するためには、迅速な対応が可能な保守サービス拠点を日本国内に保有することが重要です。

2023年4月1日以降、MRJは保守サービス業務を引き継ぎ、日本の電力ネットワーク事業者のご要望に応えてまいります。